「梅仕事」を通して季節の実りを感じるワークショップ開催。

feature

新緑が映える過ごしやすい季節。
この時期にしか収穫できない青梅の収穫体験と梅シロップ作りを通じて”<旬>を感じる”をテーマに、ワークショップを開催しました。

  • Photo:

    Ryota Hirama

  • Text:

    Chieko Kamitonda

江戸時代から400年続く農園、奈良山園

ワークショップが開催されたのはCSA LOOP農家の一つ、奈良山園。奈良山園は東京都東久留米市にある、江戸時代から400年続く農園です。1,000本のブルーベリーを中心に、キウイフルーツ、梅などの果樹と、品種にこだわり、タネから育苗して育てた野菜を、自家製の有機肥料を使いながら、農薬を使用せずに栽培しています。梅の収穫は一般の方にも開放されているので次から次へとたくさんのお客さんがやってきます。(引用:奈良山園HP https://nonosachi.com/

受付には、奈良山園で獲れた新鮮な野菜が並ぶ

収穫方法について説明を聞いたあと、バケツと高いところにある梅を収穫するための棒を持って、いざ収穫。屈まないとぶつかりそうなところから、手を伸ばしても届かないところまで、たくさんの梅が実をつけています。「どれくらい採れた?」とお互いのバケツを覗きながら収穫を進めます。

お待ちかねの梅シロップづくり

無事に収穫ができたら、奈良山園の野崎さんのお話と梅シロップづくり。農家の方と直接話す貴重な機会に「持ち帰ったあと、梅シロップ以外に何かアレンジ方法はありますか?」など自然にコミュニケーションが生まれます。

奈良山園、野崎さんのお話しにみなさん真剣な眼差し。小さな実をつけ始めたキウイの蔓が屋根代りに。

梅シロップづくりでは収穫したての艶々の梅と氷砂糖を交互に瓶に詰めていきます。梅シロップを実際に味わえるのは氷砂糖が溶けるまで、2〜3週間後のお楽しみ。それまで毎日クルクルと瓶を回しながら梅シロップを”育てて”いきます。

梅はよく洗って、ヘタを竹串で取っていく。

毎年行う「梅仕事」。ワークショップに参加することで、みなさん梅の新たな一面を知ることができたのではないでしょうか。

実際にどんな場所で、どんな人たちが、どんな想いで育てているのかを感じられるのは自分で農園に足を運び収穫したからこそ。私たち4NatureはこれからもCSA LOOP農家さんとのコラボイベントを実施していきますので、ぜひ皆さんお誘い合わせの上、ご参加ください。


6月開催!「自然の恵みを楽しむ一日」
旬の野菜収穫体験とコンポストワークショップに参加しませんか?

夏をすぐそこに感じる6月、自然の恵みを存分に味わう特別なワークショップを開催します。

たっぷりと大地と触れ合いながら旬の野菜を収穫。ランチではその美味しさを楽しむとともに、コンポスト(堆肥)について学びます。今回は三鷹で代々100年以上農業を営み、こだわりの野菜を育てている冨澤ファームさんに伺います。

コンポストにこれから挑戦してみたい方、もっと詳しく知りたい方、美味しい野菜を食べたい方、どんな方でも楽しめる内容になっておりますので、是非、ご家族・ご友人の皆様とご参加ください。

【日時】

・6月29日(土) 9:00~15:00頃(予定)

【スケジュール】

・午前 / 畑で旬の野菜を収穫しよう!(農業体験)
・お昼 / 収穫した野菜でお昼ご飯づくり、みんなでランチ
・午後 / コンポスト勉強会

【参加費】

・3000円(昼食と野菜のお土産付き)

詳細は下記申し込みリンクよりご確認いただけます。
https://events.4nature.co.jp/experiences/13

みなさんにお会いできることを心より楽しみにしております。

イベント
29POST
読む記事の連載