【CSA LOOP】奈良山園×ONIBUS COFFEE Jiyugaoka

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困った時は助け合い、嬉しい時は分かち合う。
CSA LOOPとは、野菜と堆肥の資源循環をおこなうと同時に、
消費者と農家、拠点となるカフェなどで、人と人が交流しながら、
持続可能な循環する場と営みをつくっていく仕組みです。
都内十数ヶ所ある拠点で、毎月行われている「野菜の受け渡し」の様子から
普段のCSA LOOPでの交流を覗いてみましょう!

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    Mana Hasegawa

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    Mana Hasegawa

農家|奈良山園

プロフィール
奈良山園|野崎林太郎さん
都内最大級のブルーベリー園を中心に、オーガニックな果樹と野菜の栽培、養蜂やジャムの加工、共同直売所づくりといった、生産から加工、販売までを一貫して行っている。農地で食料をつくることだけではない、人がより豊かに生き、暮らすための“農ある暮らし”を目指している。

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↓農家さんのお人柄、畑の様子も分かる関連記事もぜひ、一緒にご覧ください!
土のにおいに誘われて|奈良山園
畑に会いに行こう|梅

2023年12月「野菜の受け渡し風景」



奈良山園の拠点は現在2カ所。中目黒『fabric』と自由が丘『ONIBUS COFFEE Jiyugaoka』で時間をずらし、同じ日に野菜の受け渡しと販売会をしています。

『ONIBUS COFFEE Jiyugaoka』は、自由が丘駅から徒歩4分。ONIBUS COFFEEは自家焙煎のスペシャルティコーヒーショップとして、都内に留まらず海外にも店舗のある人気カフェ。中でも自由が丘店は、初のカフェスタイルの店舗!ということで、ゆったりと食事やスイーツをコーヒーとともに楽しめます。

「この野菜は何?」見慣れない野菜に、皆さんの足が止まります。



野菜受け渡しの日は、店前のテラス部分がマルシェに様変わり!奈良山園のカラフルで新鮮な野菜や果物が並びます。奈良山園は、都内最大級のブルーベリー園を中心に、オーガニックな果樹と野菜の栽培、養蜂やジャムの加工も行っている農家さん。そのバリエーションに富んだラインナップに、道ゆく人々も興味津々!

自由が丘という街の特性でもあるのか、訪れる人の国籍も経歴も豊か。この日はメキシコの方が、奈良山園のビーツを手に取り「メキシコではよく、ビーツをオーブングリルで焼いて食べていた」と懐かしそうに話している姿も。他にもイタリアに長く住んでいたという方は、“カステルフランコ”というイタリア野菜を手に取り「日本で久しぶりに見かけました!」と笑顔になっていました。

野菜販売も一緒に開催しているので、CSA LOOPの会員さんじゃなくても野菜を買えますよ!



野菜への愛を感じる手書きのPOP!由来や歴史が書かれています



「今年はカブが豊富。たくさんの種類のカブが採れるので、私たちもどれがどの種類か迷ってしまうほど!」と話してくれたのは、奈良山園スタッフ・浅見さん。

「可愛くて丸い野菜が好き」な野崎さんらしいラインナップの野菜は、食べる前からもワクワクを届けてくれます。野崎さんは本が好きでたくさんの知識をお持ちなので、ぜひいろいろ話を聞いてみてください!

奈良山園「12月の野菜ラインナップ」
1.2種のキウイ(東京ゴールド&ヘイワード)
2.いろいろカブ(みやま、ゆるぎ、日野菜、あやめ雪)
3.2種のビーツ(レッドビーツ&うずまきビーツ)
4.マイヤーレモン
5.ラディッキオ
6.カステルフランコ
7.カラフルニンジン
8.サボイ(イタリアのちりめんキャベツ)
9.リーキ(イタリア野菜のネギ)
10.ジャガイモいろいろ(アイマサリ・シャドークイーン・ドラゴンレッド)

「どうやって食べようか?」受け取った野菜で献立を考えるのも楽しい



売り場には、ONIBUS COFFEEのスタッフさんの姿も!



キッチンのある自由が丘店では、奈良山園の野菜や果物をメニューに取り入れるなど、拠点と農家さんのコラボも!また、ONIBUS COFFEEのスタッフさんも奈良山園の畑に定期的に行くことで、一方通行ではない交流が生まれています。

12月の野菜ラインナップに含まれていた「マイヤーレモン」は、ONIBUS COFFEEのコーヒー堆肥と水だけで育ったレモンだそうです!拠点でできた堆肥が畑に戻り、畑で育った野菜や果物がまた、拠点に戻る。CSA LOOPで思い描いていた循環の輪が広がっていました。(ONIBUS COFFEEのサステナビリティな取り組みが数字で分かるこちらの記事もぜひ)

奈良山園では、毎月の野菜受け渡しとともにONIBUS COFFEEのコンポストを持ち帰っている




拠点|ONIBUS COFFEE Jiyugaoka

プロフィール
ONIBUS COFFEE Jiyugaoka|ロースタリーカフェ
『コーヒーで、街と暮らしを豊かにする』をビジョンに、カフェやロースタリーで日常にとけ込んだ一杯を届けている。その取り組みは、コーヒー豆の品質、安全性・適切性を追跡するトレーサビリティにこだわるだけには留まらず、なるべく地球に負荷のかからない循環の仕組みつくりと多岐に渡る。

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住所:東京都目黒区緑が丘2-24-8



コーヒーや焼き菓子だけではなく、旬の素材を生かしたデザートやカジュアルなフードを提供している『ONIBUS COFFEE Jiyugaoka』。スタッフさんの明るい笑顔と美味しいコーヒーやブランチに、身も心もお腹いっぱいになりますよ!海外から目当てに訪れる人もいる人気カフェ・スタッフの新井さんと桜庭さんから、メッセージをいただきました!

左から奈良山園・浅見さん、CSA LOOP会員さん、奈良山園・野崎さん、ONIBUS COFFEE Jiyugaokaマネージャー・桜庭さん



CSA LOOPの拠点になったことでお店への変化はありますか?



新井さん)「お店がオープンする当初は、店先で野菜を販売することは想定していなかったんです。でも、いざこの場所に奈良山園さんの野菜が並ぶと、ここまで店構えが変わることに驚きました!奈良山園さんの野菜のディスプレイが本当に素敵なんですよね。毎月、私たちも多くの学びがあります。
CSA LOOPの会員さんが定期的にお店に来てくれて、コーヒーを飲んで野菜を受け取って帰る。ただお店を構えるだけでは生まれなかっただろうな、と思う継続的なお客さんとの繋がりやコミュニティの在り方があることに気付かせていただきました」

桜庭さん)「奈良山園さんの野菜販売に足を止める人の姿を見て、そういったオーガニックな野菜に興味のある方がこの街にたくさんいることを実感しました。循環や環境に優しいものを大切にしているカフェなので、店先でこういった取り組みができていることにやりがいを感じています。
元々コンポストを置き、堆肥の循環を体現するお店にしたいと思っていました。それを実際に体現できていることが感慨深いですし、スタッフ一同良い学びと刺激になっています」

奈良山園のラディッキオが入った「ケールサラダ」。シェフやパティシエさんの腕により、デリやお菓子に変身!



奈良山園の受け渡し拠点は、自由が丘・カフェ『ONIBUS COFFEE Jiyugaoka』と中目黒・オフィス『fabric』の2拠点。受け取りは事前連絡で、どちらか好きな拠点で受け取れます。
家に近い拠点で受け取るも良し。「今日はONIBUS COFFEEでブランチを楽しんで、野菜を受け取って帰ろうか」なんて、気分で拠点を変えることもできますね!



CSA LOOPとは、CSA(地域支援型農業)とLOOP(食循環)を掛け合わせた新たな仕組みです。野菜と堆肥の資源循環をおこなうと同時に、消費者と農家、拠点となるカフェなどでの人と人の交流、持続可能な循環する場と営みをつくっていく場所です。
「CSA LOOP」の詳細はこちらから!

CSA LOOPの会員募集などの新情報は随時、Instagram、またはこちらのメディア記事で更新していきます。ご興味ある方はぜひ、フォローしてお待ちいただけると嬉しいです!



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