お野菜手帳「オカヒジキ」

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今目の前にある野菜、さて、葉っぱを食べているのか根っこを食べているのか?
はたまた茎?実?私たちは毎日食べている野菜について、どれだけのことを知っているだろう?
本当はちゃんと知らない野菜のことを調べてみた。
取り上げる野菜は、CSA LOOPで受け取った越渕農園の野菜の中から毎月ピックアップ。
この『お野菜手帳』を読んだら、あなたも野菜についてちょっと詳しくなれるはず。

  • Text:

    Mana Hasegawa

#004 「オカヒジキ」

野菜受け取りに並ぶ野菜の中で、一際目を惹く存在だった「オカヒジキ」。海藻のヒジキにも似ているプチっと感のある葉っぱが印象的。これは野菜なのか?謎の多いこの「オカヒジキ」について今回は深掘り!

オカヒジキについて調べてみる。

分類:アカザ(もしくはヒユ科説もあり)>オカヒジキ属
英名:Saltwort(ソールワァート)
和名:オカヒジキ、ミルナ(水松菜)
別名:オカミル、オクヒジキ

栽培期間

6/11に受け取った「オカヒジキ」の種まきは、4/20。オカヒジキには虫が寄りつかないそうで、基本的に無農薬で販売されている。もちろん、越渕農園のオカヒジキも無農薬。自生している環境の通り、日当たりと水はけが良い環境が好き。

保存方法

乾燥しないようにラップに包み、ビニール袋などに入れて、冷蔵庫の野菜室がベスト!シャキシャキ食感が美味しい野菜なので、鮮度が良いうちに早めに使い切るのがおすすめの野菜。

かために茹でて水気を切って、ラップなどに包めば、冷凍でも保存ができる。あらかじめ使いやすいように小分けにして冷凍すれば、使いたい時にパッと料理に加えられる!

美味しい食べ方

オカヒジキは少しアクがあるので、下茹でして料理に使うことが多い野菜。茹でる時間は、1〜1分半程度に留めるとシャキシャキ感が損なわれずに美味しく食べられる。茹でるお湯には、水1Lに対して大さじたっぷりの塩1杯を加えるのも重要!

下茹でしたものは酢の物やおひたしも良し、味噌汁など汁物に入れても良い。クセがなく、シャキシャキとした食感は、料理のアクセントに大活躍!

生のままでも食べられる。よく水にさらしておいたオカヒジキを他の野菜と混ぜて、サラダにするのも◎!天ぷらやかき揚げにしても美味しい。




illustration:Mana Hasegawa

越渕農園

住所:

千葉県柏市