お野菜手帳「トウモロコシ(ホイップコーン)」

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今目の前にある野菜、さて、葉っぱを食べているのか根っこを食べているのか?
はたまた茎?実?私たちは毎日食べている野菜について、どれだけのことを知っているだろう?
本当はちゃんと知らない野菜のことを調べてみた。
取り上げる野菜は、CSA LOOPで受け取った越渕農園の野菜の中から毎月ピックアップ。
この『お野菜手帳』を読んだら、あなたも野菜についてちょっと詳しくなれるはず。

#006 「トウモロコシ(ホイップコーン)」

5月に受け取った時は、まだ小さかった白トウモロコシの「ヤングコーン」。ヤングコーンもこれまた美味しかったが、楽しみに待っていたトウモロコシが遂に!

「ホイップコーン」という品種は、その実が白いこともさることながら、甘みが強いのが特徴!早速食べた「ホイップコーン」は、粒の皮も柔らかくツヤツヤ。私の両親は毎年夏になると、色々な道の駅でトウモロコシを箱買いしては毎晩食べているほどのトウモロコシ好きだが、その2人も甘さにビックリしていた!


トウモロコシについて、そして保存方法は#001 お野菜手帳「ヤングコーン」にて紹介している。ぜひ、一緒に読んでいただけたら、よりトウモロコシについて知れるはず!

栽培期間

「トウモロコシ(ホイップコーン)」の種まきは、2/12。6/11に受け取ったので、約4ヶ月。背丈は170cmほどで、この季節は各地の畑でトウモロコシの花が風に揺れている。
越渕さんの畑では、たぬきがトウモロコシ畑を荒らしたよう。せっかく育てた野菜が荒らされてしまうのは、越渕さんのことを考えると心が痛む。と、同時に動物にも美味しそうにも見えたのだろうな、と。動物の嗅覚、恐るべし!

ヤングコーンは、まだ未熟なトウモロコシを収穫したもの。まったく同じ種から育つ!



ふっくら白い粒の輝き!噛むとジューシーな甘さが口いっぱいに!

美味しい食べ方

ホイップコーンはその甘さから、生でも食べられる!シャキシャキの瑞々しさと甘さが味わえる。熱を加えるとより甘さが際立つ。茹でるよりもレンジでチンがおすすめ!
ラップに包んで、レンジで3〜4分、レンジでチンするだけ。調理せずとも、素材そのままで美味しく楽しめる感覚は、野菜というよりフルーツに近いのかも。




illustration:Mana Hasegawa