【CSA LOOP】マーフィーズファーム×コーヒースタンド烏
農家|マーフィーズファーム
プロフィール
マーフィーズファーム|篠塚政嗣さん
野菜つくりのスタンスは、野菜たちを見守る“ベジタブルシッター”。必要なときにそっと手を添えるくらいの気持ちで、草や虫、土や自然に任せる、極力人の手を必要としない野菜つくりを目指している。幼稚園の頃の夢は絵描きさん。イラストやチャーミングな人柄が垣間見えるSNSも要チェック!
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土のにおいに誘われて|マーフィーズファーム
2024年2月「野菜の受け渡し風景」
渋谷駅を代官山方面に歩くこと10分ほど。マーフィーズファームの野菜受け渡し拠点の桜丘町エリアは、オフィスや住宅が共存しており、渋谷駅前とはまた違った顔をもった場所です。
アーチ形の赤い扉が印象的な『コーヒースタンド烏(カラス)』。扉を通ると、お隣の酒屋「花」が集めたワインやビール、蒸留酒などの国産のお酒が並び、カウンターでは美味しいスペシャルティコーヒーをふらっとテイクアウトできます。コーヒーとお酒、そして受け渡しの日はマーフィーズファームの新鮮な野菜がお店に集まります!
ミニ人参や葉玉ねぎ、菊芋など、土がまだ残った野菜がザルの上に。最近、スーパーではなかなか見かけない土つきの野菜は、どこか懐かしさと温もりを感じます。
「こういう新聞紙で受け取れるのは、気持ちがいいです」そう仰る会員さん。ビニール袋などを使わず、さっと新聞紙で包まれた野菜たちは、農家さんから直接受け取るからこそ成り立つ形。
「前回配送した時の野菜は大丈夫でしたか?葉物野菜がくたくたになっていないか心配で…」会員さんに受け渡しながら、野菜の鮮度を確認する篠塚さん。他にも次期から受け渡しが平日に変更になることを話しながら、会員さんと積極的に意見交換されている光景が印象的でした!
一つひとつの野菜を伝えながら、包みを渡す篠塚さん。包みのテープに、野菜の名前が書いてあるところに篠塚さんの優しさが伺えます。野菜の話はもちろん、篠塚さんは絵が好きで、Instagramでイラストがアップされることも。篠塚さんらしい投稿が並んでいるので、SNSもぜひ覗いてみてください!
マーフィーズファーム「2月の野菜ラインナップ」
1.アレッタ
2.ミニ人参
3.葉玉ねぎ
4.ルッコラ
5.間引きほうれん草
6.芽キャベツ
7.カブ
8.菊芋
「今月もよろしくお願いします!」と会員さんのバックから出てきたのは、コンポスト堆肥!家のベランダでは使いきれず、毎月一袋くらいの堆肥を篠塚さんへ渡しているそう。
CSA LOOPでは、毎月野菜を受け取るだけではなく、会員さんが家庭でつくった使い切れない堆肥を農家さんへ渡し、畑で活用されます。
自分の家でつくった堆肥が畑に戻り、そこで育った野菜を受け取る。CSA LOOPの会員になってから、コンポストを始めたなんて人も会員さんの中にはいます。そんな循環の輪を“CSA LOOP”では大切にしています。
拠点|コーヒースタンド烏
プロフィール
コーヒースタンド烏|コーヒースタンドカラス
渋谷の桜丘町にある、コーヒーと酒屋が一緒に楽しめる街のコーヒースタンド。こだわりを持って選んだスペシャルティコーヒーは、心と体が感動する美味しさ。お隣の酒屋「花」では、各地から集めた国産のワインやビール、焼酎やジンなどの蒸留酒が並ぶ。カフェとはまた違った、ふらっと立ち寄れる場で、暮らしをちょっと良くする一杯を届けている。
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住所:東京都渋谷区桜丘町30-15 ビバリーヒルズ 102 花/烏
赤いアーチの扉が目印の『コーヒースタンド烏』では、300円台から美味しいコーヒーがいただけます。ダミアンハーストの桜の絵画が飾られ、おしゃれなお酒のボトルが並ぶ店内。家の近くにあったら、ついふらっと立ち寄りたくなる、そんな場所です。
近隣で勤めている方や住民の方からも人気の『コーヒースタンド烏』の風間さんにコメントをいただきました!
CSA LOOPの拠点になることで、今後どんなことが楽しみですか?
「今、ちょうどお店が3年目。やっと街にこの場所が馴染んできたかな、と思っています。渋谷駅から歩いてこられる場所ですが、周りはオフィスと住宅に囲まれた落ち着いたエリアです。
平日は会社勤めの方が多いのですが、逆に土日は人通りがゆったり。ここは、カフェではなく“コーヒースタンド”。酒屋と一緒に営業しており、奥にはオフィスもあります。今までは土曜日に野菜の受け渡しをしていましたが、次期から平日受け取りに変更になります。
そうすることで、今までコーヒースタンドを利用していた方が野菜に興味を持ってくれたり、野菜を受け取りに来た方がコーヒーを片手に篠塚さんとお話したり…。そういう交流が増えたらいいな、と期待しています!」
CSA LOOPとは、CSA(地域支援型農業)とLOOP(食循環)を掛け合わせた新たな仕組みです。野菜と堆肥の資源循環をおこなうと同時に、消費者と農家、拠点となるカフェなどでの人と人の交流、持続可能な循環する場と営みをつくっていく場所です。
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